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万が一に備えて!知っておきたい脱毛サロンの倒産について

万が一に備えて!知っておきたい脱毛サロンの倒産について

脱毛サロンに通っているときにもっとも一番最悪なのが「倒産」です。
通っているサロンに通えなくなるばかりか、支払ったお金が返ってこない可能性も十分に考えられます。
そこで今回は脱毛サロンが万が一倒産した場合について、過去の歴史を踏まえて倒産しないサロンの選び方をしっかり学んで行きましょう!

過去に倒産した脱毛サロン「エタラビ」

では実際に過去に倒産した脱毛サロンといえば「エタラビ」が有名。ツイッターでもエタラビ難民の方がたくさんいて、脱毛サロン業界では大事件となりました。
そんなエタラビはどうして倒産したのか?その経緯をご紹介します!

不正発覚!
虚偽を記載した広告、解約金を支払いの遅延・不払い!
ラグジュアリーな全身脱毛専門サロンとして全国展開していたエタラビ。脱毛サロンとしては大手で会員数も9万人を超えていました。
そんなエタラビですが、「月額」といいつつ月額ではない料金システム、必ず予約が取れるといいつつ予約が取れない虚偽の広告。更に解約に関する返金を遅延、また支払いを拒否していた事実が発覚します。
行政からのペナルティ
一部業務の停止命令が下る
これが災いして行政からエタラビを運営していた㈱グロワール・ブリエ東京にメスが入り、9ヶ月間の一部業務停止命令が下ります。
この「一部」というのが重要!エタラビが受けたペナルティは新規顧客の勧誘、契約を禁じるというもの。
一部業務停止が決まったことで嵐のような返金申請が始まります。
経営悪化・・・
運営会社、倒産へ
9ヶ月の新顧客の開拓ができないという非常に厳しい業務停止命令を受けて、エタラビの運営会社である㈱グロワール・ブリエ東京の経営が厳しくなります。
そして半年後に、東京地裁へ破産の申し入れがされ倒産することになりました。
しかもこれだけでは終わらず、㈱グロワール・ブリエ東京の子会社でもあった「ミスプレミアム株式会社」も倒産しすることとなります。
このミスプレミアム株式会社は「ラットタット」という脱毛サロンを運営していたので、エタラビ、ラットタットの会員が路頭に迷うことに。
返金なし・・・
会員の悲鳴
エタラビの倒産後、契約金や残金が返金されないということでツイッターではエタラビに対する不満が爆発!


というように悲痛の叫びツイートが跡を絶たないという状況に。

ミュゼに事業譲渡
エタラビ会員への救済処置
エタラビの運営会社の倒産後、ミュゼへと事業譲渡が行われ会員への救済プランが発表されます。
ただあくまで救済プランであって、エタラビ会員へ格安プランを提案されるというもので、今まで払った金額を返金してくれるというものではありませんでした。
しかし、エタラビは全身脱毛サロンであったため高いお金を払っていたので、このまま溝にすてるわけにもいかず泣く泣くこのプランを契約という方が大半・・・という形でエタラビ問題に終止符を打ちました。

以上がエタラビ倒産までの顛末です!全国展開している大手脱毛サロンの倒産は、エタラビが初めてということもあり、すごく話題になりました。

ミュゼにも倒産の危機が・・・

エタラビの救済を行った脱毛業界最大手のミュゼですが、ミュゼにも実は倒産の噂がありました。
ミュゼの倒産の噂が流れ始めたのは、2015年ごろ。親会社のジーンコーポレーションが任意整理を行ったことがきっかけでした。

これによりミュゼは返金申請のラッシュ。ミュゼの会員は他のサロンよりも圧倒的な240万人(2015年頃)でした。
エタラビの事例もあったのでこのまま倒産かなと思われましたが、ジーンコーポレーションが株式会社RVHの子会社化。
これによって経営が安定し、倒産の噂もすっかり落ち着きました。

今はすっかり予約が取れにくいと言われる人気サロンですが、ミュゼにも倒産の危機があったのもまた事実なんですね~。

脱毛サロンの倒産を見極める

こんなサロンは注意

では「脱毛サロンの倒産を免れるためにどんなところに注意しておけばいいのか」ということですが、まず以下のポイントに目を向けてみましょう。

個人サロンよりも大手サロン

まず個人サロンよりも大手サロンのほうが安心です。エタラビの倒産で大手サロンも安心できないと思う方もいると思いますが、個人サロンのほうが倒産の危険性は圧倒的に高いです。
今は脱毛業界、エステ業界は競争が激化し、個人経営のエステサロンが勝ち抜くには非常に厳しい状況。実際そんな状況なので、個人サロンは大手サロンと比べ物にならないほど経営難に陥り倒産しています。
また個人サロンは大手サロンよりも倒産のリスクが低く社会的な責任もないため倒産へ踏み切りやすいのもありますから、大手サロンよりも倒産のリスクは高いと思われます。

とんでもない勧誘

勧誘は業務停止処分のリスクにもなるのでしつこい勧誘をするサロンはほとんどありません。
しかし、そういった状況にあるにもかかわらずしつこい勧誘を受けた場合は、それだけ経営が行き詰まっているか、業務停止処分の重さをわかっていないサロンということになります。
脱毛サロンにとって業務停止処分は死活問題。なのでこういったサロンは先が長くありません。
万が一しつこい勧誘を受けた場合は、契約を踏みとどまったほうが懸命です。

サロンからにじみ出る不信感

サロン内の掃除が行き届いていなかったり、キャンペーンの広告が古いままだったり、お世辞にも健全とは言えないサロンはちょっと怪しいサロン。
倒産しなくても通うとストレスを感じることが多いので、リスクヘッジも兼ねて契約は慎重にしたほうがいいですね。
そして、夏前の土日にかかわらずお客さんがいないサロンも怪しいサロンです。今はどこのサロンであっても。繁忙期の夏前は混み合います。
なのでこの時期にお客さんがいないというのは不自然なので、不信感を持ったほうがいいですね。

倒産の危機に直面したら・・・

万が一、通っているサロンに業務停止命令が実行されるといった状況に陥ったら「返金申請」は迅速に。これは一刻も早くしておかないと、運営会社が破産してしまったら返金に応じてもらえない可能性が高いからです。
業務停止処分にはいろいろありますが、エタラビのように「新規顧客の開拓」を制限されてしまうと資金繰りが厳しくなり破綻しやすいので、こういった場合は早めに返金を申し出たほうがいいですね。